せいきまつなしゃべり

このブログは、社会から遮断された生活を送ってきたアウタサイダー達へ送る 厳しさや社会での生き方のノウハウを愚民である私がレクチャーする日記です。今日も明日も割り箸の一本でカレーライスを食べたいです。そんな生活が出来ているあなたはどうぞこのブログからは回れ右してください。肉体労働者、SNS皆無者、チーマー、カラーギャング、砂糖と塩の区別がつかない若者達へ送るレクイエムです。

親父の背中のタトゥーは昔、自分の体に入墨を入れることが趣味のジミーって呼ばれてきた友達に彫ってもらったってさっき母親からLINEで知らされた。親父のタトゥーの意味する物は果たしてなんなのか、俺は親父が学生の頃の30年前にタイムスリップして卍会との派閥争い中に亡くなったジミーと呼ばれる人間を探すことにした。今なら分かる。タイトルでどんだけ注目を浴びれるかがカギとなることを!!

なんとか俺はブシの家から解放され

家路についた。

 

すると母親から

さっき、あんたの友達と思うけど電話きてたよ

と、

 

ん?

友達から?

誰だろう、母親曰く名前を名乗らなかったみたいで

ただ、俺が家に居るかだけの確認だったとのこと。

 

んまぁ、誰か分からないけど用事があれば

また掛かってくるだろう。

 

俺はその時気にもせず

一晩過ごした。

 

次の日、ちょうど夏休み中

一日だけ学校に行ってもいい

参加型登校みたいな

やつがあった。

 

夏休み中、みんな元気にしてるかー

みたいなノリのあれ、

 

俺は、特にその日用事も遊ぶ予定もないから

もちろん、登校した。

 

遊び呆けて日に焼けまくってるやつや

 

自宅でこんだけ勉強したんだよ丸尾君みたいな

生徒がいたり

 

思いのほか、数多く登校していた。

 

半日登校だから

昼前に学校が終わり

俺は、あいも変わらずアホ二人と下校していた。

 

もちろん昨日あった出来事は、なかったように振る舞われた。

 

俺は今でも根に持ってる

特にメリケン君には一生を掛けて呪うつもりだ。

 

ちょうど下駄箱で外履きに履き替えようとしたとき

門から声がする。

 

「ヘゲ!昨日電話したんだけど!」

 

 

ん?

あっ!昨日電話してくれたやつかな、

 

近づいてみると

声で分かんなかったが、ブシであった。

 

「無事に帰れたみたいだね、昨日の事は無かったことにするからまた、家に来ない?」

 

 

なんと、俺はブシに自宅の電話番号なんて教えたこともないし

まさか、昨日あんなことが、あったのにまた誘うなんて

恐ろしい以外になにもない。

 

もちろん、断って無視でもかまそうとしたが

ブシに嘘をついてもまかり通る相手ではない。

 

昨日、逃げるように帰った俺も悪い事をしたと

罪悪感があったため、ついていくことにした。

 

「い、いいよ。いくよ。」

心無い返事をした。

 

「この時間に来たら会えると思ったらやっぱり会えたから繋がってるんだね」と、不敵な笑みを見せている。

 

そーいえば朝からブシは居なかったから俺を家にぶちこむ為だけにこの時間を狙って学校へ来たと考える

あれ、これストーカーじゃない?

 

そこまで考える余裕もなかった。

 

どさくさに紛れて逃げることを考えていた。

 

とりあえず俺は、アホ二人にブシの家についていくことを伝え、、、

 

いゃまてよこいつらも一緒に行けば

なにもされない

なにも起こらないんじゃないか?

 

ためにしブシに聞いてみよう。

 

「あのさぁ、、、」

 

ブシは、直ぐに振り向き

なにかを察したのか俺の耳元に近づき

「あっ、来るのはヘゲだけね。後の二人は要らないから。イラナイから。」

と、

俺が今言おうとしたことを察して

希望を先に潰してきた。

 

「も、もちろんだよ、ハハハ」

 

危ない、ブシの地雷を自ら踏むところであった。

 

アホ二人にお別れを告げよう

もう帰ってこれないかもしれないから

ちょっと遺言みたいに伝えよう

 

と、アホ二人に目をやると

 

すでにその場に居なかったパート2

 

アホなりにブシの事を避けてやがる。

にしてもさっきまで門の前で二人で相撲とってたじゃないか。

早すぎるだろ逃げるの

友達が死ぬかも知れない今日に

絶対に恨む

死んでも呪う。

 

そして、今日もまた

ブシは俺のチャリに並走して

ブシの家に俺は向かった。