せいきまつなしゃべり

このブログは、社会から遮断された生活を送ってきたアウタサイダー達へ送る 厳しさや社会での生き方のノウハウを愚民である私がレクチャーする日記です。今日も明日も割り箸の一本でカレーライスを食べたいです。そんな生活が出来ているあなたはどうぞこのブログからは回れ右してください。肉体労働者、SNS皆無者、チーマー、カラーギャング、砂糖と塩の区別がつかない若者達へ送るレクイエムです。

今宵の挑戦者はだれだぁあぁぁあーーい!

早速、メシベールに駆り立てられ人魚達は

湖の周りに様々な飾り付けを施していった。

 

湖から動けない咲夜は一連の流れを見ていることしかできない。

 

「俺は人間に生まれて蜘蛛になってボールになってまた人間に戻れて今から人魚と結婚するんだな。どんな子孫を残せるのかな」

ふと咲夜が今までのことを思いふけっていると

メシベールいゃ

姫君が「さぁー咲夜王子!準備が出来ましたわ早速ですが祝言に取り組みましょう!!」

 

そういえば人魚の結婚?式なんてどんなものか

俺を含めドレアムも到底知ってる訳でもない。

「こっちまだ向かないで〜♡」

なにやらメシベールが咲夜に背を向けて言っている

渾身の甘い声で

 

咲夜は当然、見たくもなかったのでこの瞬間

いや、結構前からメシベールを直視していなかった!

モゾモゾと音を立てメシベールが

「あ♡な♡た♡!準備ができたわよ♡」

先程より甘いメシベールの毒声が昨夜の耳元をかすめる。

身も凍るとはこのことが。。。

 

咲夜は、メシベールの方へと目をやった。

 

なんと!!!メシベールは、人魚のあらわな姿!

まさに全裸のボストロール!!

めっちゃ薄汚い紫色の裸体を

醜態を晒してる!!

 

咲夜は気絶しそうになったがこれから始まる

この地の祝言とやらの恐ろしさに直面していた。

 

言葉が出ない咲夜。

 

愛を待っているメシベール。。

 

「おぃ、お前らヌルいねん。こっちはずっとまっとねん。」

 

どこからともなくドレアム、いや人魚でもない男の声がする

 

そこにいる皆が一斉に声がする方へ目をすると

 

金玉で身体がデカくなった咲夜、元から図体がデカいメシベールと同じぐらいの背丈の

人間の姿の男が立っていた!!

 

男は皆が言葉を発する前に

「だからヌルい言っとるやろ、おれなぁー姿消して、お前らの茶番ずぅーとみとったんじゃ、あんまりなぁー待たすからもぅめちゃくちゃにしたろおもてん。」

 

その場に居た全員が突然の出来事に思考を停止した。

 

突如現れた大きい人間の男が発したこの言葉が

のちの咲夜、ドレアムの運命を変えることになったことは言うまでもない。

 

男が発した言葉から数分後、怖いもの知らず親知らず歯抜けシリアルデンタルケアリストのドレアムが男に言葉を掛けた!!

 

「おぃ、お前誰だ?名前ぐらい名乗れ」

男は、ドレアムの方へ振り返り

「おれかぁー?お前らに名乗る事も惜しいけどまぁ、冥土の土産として言っとくわ。

名前は権代つぅーんや。ハメンコクラブの知っとるやろ?お前らがこの地でしょーもない事さらしとったから人間もボールも人魚もめちゃくちゃにしたろおもとんねん!それだけや!じゃあここにおるやつら全員、今から一発ずつ沈めていくからなぁー逃げるなよ」

 

ドレアムは、名前を聞いただけだが

権代と名乗る男は長々と皆が分からないような言葉を並べてる。

 

要するに咲夜、ドレアム、人魚、いや人間も全ての生き物の敵として現れたのだろう。

 

咲夜とドレアムは、権代のめちゃくちゃにしたろかおもてんの意味を理解しがたく

 

いくら背丈が大きい人間の男

一人でここにいる皆を相手に出来るわけないと思っていた。

 

「じゃぁまず、勝手に話しかけてきたおまえからイゴすわ。」

 

標的にされたのは!!!!

 

良かった、一番やばいやつで。。

 

そう、シリアルデンタルケアリストのドレアムで合った。

 

いゃついでに権代、メシベールやっちゃってくんねぇかなぁー

と咲夜は眺めながら考えていた。

 

ドレアムは、またも薄気味悪い笑いを含みこういった。

「お前が俺を殺る?この中で一番強い俺をやる?オレヲヤル?」

興奮がましているのかまたも股をいきりちらしにら呂律も回らなくなってきたドレアムが笑いながら話している。

 

「おまぇ頭おかしいやろ?まぁええわそーいうやつ俺の一発ですぐに沈むわ。梅宮んときもおんなじやったし。ほな行くぞーー」

 

この権代もドレアムと同じく意味の分からないことを言っている。

 

にしても両者、頭が可笑しいことは

皆、理解出来たようだ。

 

咲夜はここで策士を思いつく

 

そうだ、この湖をこいつら二人で戦わせるフィールドとして使わせて

それを口実に俺を湖から出させる理由としてメシベールに金玉を小さくしてもらって

あわよくば、こいつらの激闘の中でメシベールを始末して貰おうと

とんでもない事を企てていた。

が!

この今からものごっつ楽しい展開が待ち受けている中!!!

 

作者の 一身上の都合によりここで終了とする。

 

先天性の親指ヒコローゼによる激痛があるため