せいきまつなしゃべり

このブログは、社会から遮断された生活を送ってきたアウタサイダー達へ送る 厳しさや社会での生き方のノウハウを愚民である私がレクチャーする日記です。今日も明日も割り箸の一本でカレーライスを食べたいです。そんな生活が出来ているあなたはどうぞこのブログからは回れ右してください。肉体労働者、SNS皆無者、チーマー、カラーギャング、砂糖と塩の区別がつかない若者達へ送るレクイエムです。

ビューティーコロシアム!!隣の杉村君とPK対決!爆熱ごっとふぃんがー

デスペラーダへ戻った。

 

俺たちはアキトシが身を隠している地下壕へと向かった。

 

「おぃ!戻ったぞ、いつまで隠れてる。。早く出てこい。」

 

中々出てこない緑男

 

地下壕の中を探すが全く反応がない。

 

まさかっ、不在の間に人間に見つかり連れて行かれたのか??

 

「どこかに食料でも取りに行ってるんだろう

少し休んで置こう」

 

ドレアムは、そう言いながら床に倒れる様に転がった。

 

流石のこいつもここ数日の行動に疲れが出たのであろう。

 

俺も少し休もう。

 

「おぃ、おぃ、」

 

ん?なんか、聞こえたか?ん?

俺は浅い眠りの中、目をこすりながら周りを見渡した。

誰かの、、うしろす、、

ン??!!

 

「起きろ!ドレアム!!人が居るぞ!!」

 

そう、俺が目をしっかり開けた時には俺たち以外の人間、四人が取り囲んでいた。

中心にいるあいつは、、

アキトシ?

何故だか、あれだけ人間から身を隠して生活していたアキトシが人間と一緒にいる。

 

捕まった様子では無さそうだ。

 

何故ならアキトシの手にはボール状になり血だらけのローランドを抱えている。

 

何故、アキトシが俺の蹴った

いや遥か彼方に飛んでいったはずのローランドを持っているんだ。

 

ドレアムがやっと口を開いた。

「ハメたな?」

 

ハメた?はめられた?

誰にだ。。

俺は理解が出来ない状況にいた。

 

わかることは何故、ローランボールがここにあること

 

アキトシの除き他、3名の見たことない人間がいること。

 

「よぉうおぉおお〜〜おはょうお二人さん。ご苦労ご苦労〜よくねれましたかぁぁあー?」

 

陽気に言葉を発するアキトシ。。

とあざ笑う3名の人間。。

 

「殺してくれ」

 

ドレアムは、下を向きながら目の前の人間たちにか細く話している。

 

どういう事だ。。

ドレアムが殺される?

アキトシは、なんなんだ?

俺たちをハメたのか??

 

「後は宜しく」とアキトシは3人の人間に声を掛けその場を離れようとした。

 

「おぃ!!事情を説明しろぉお!!まて!!何処へ行く!!??」

 

俺は立ち去ろうとしているアキトシに飛びかかろうとしたが、猛烈に腹痛が押し寄せ

立とうとしても立つことが出来なかった。

 

そんな、おれの状況を見ながらアキトシは、

「ぁあ、死んでいくお前たちに最期に話しておくか。

お前たちに話した、人間とボールがどうたら、テスナがどうたら、俺が育てのなんちゃら前にここで話した事は、全て嘘っぱちのパラッパラッパーだ。俺は、お前たち二人を利用して人間界で最高傑作の顔をしたローランドを自分の顔と入れ替える為にちぃーと手を加えさせたってだけよ。

後なぁ、お前たちに渡した、へその毛あるだろ?それを飲むと数時間後に腹痛、後はお前たちの行動が把握、いや数分間操れるって代物よぉ〜こんなに上手く行くなんてなぁー!!ハハハハハハ!!だが、ちっとドレアムにはヤラセすぎた。

ローランドの顔をこんなにぐちゃぐちゃにして。。ハハハ。アバヨ、Bの血かなんか知らんけど人間と共存なんてお前らには到底できっこないつぅーのぉーー!!さて俺はこの美しい顔を手に入れるぱふぱふしてくるわな。でへえへへえへえへてへへえへえへ。」

 

長々とアキトシは捨て台詞を吐いてこの場から去っていた。

 

俺は、腹痛も相まって全てがもぅどうでもよくなってきた。

どうせここで俺たち二人は謎の人間達に殺されるだけ。

 

「死んだふりをするぞ」

 

ドレアムは、小さく俺にだけ聞こえるように言った。

 

諦めている訳では無かった様だ。