せいきまつなしゃべり

このブログは、社会から遮断された生活を送ってきたアウタサイダー達へ送る 厳しさや社会での生き方のノウハウを愚民である私がレクチャーする日記です。今日も明日も割り箸の一本でカレーライスを食べたいです。そんな生活が出来ているあなたはどうぞこのブログからは回れ右してください。肉体労働者、SNS皆無者、チーマー、カラーギャング、砂糖と塩の区別がつかない若者達へ送るレクイエムです。

夏だ!海だ!午前二時に望遠鏡担いでみんなで星でも眺めよう!的な謳い文句のゲキヤバパクリポスターのキャンプツアーで大学生のお兄さんにムチモホされた時の事書く

結論、

ヘゲとブシは金輪際出会うことは無かったがオチである。

 

理由を書きたいけど

あの当時の事を思い出そうとすると

デスノートに俺の名前書かれてたっぽい雰囲気あるから

頭が痛い。

 

前の記事から続きかきゃええんやろがい

 

 

初めてお尋ねした時から

数回なんやかんや可笑しいこともあったが

ザッ!コイツヤッベベストだけ書く。

 

夏休みに入る

1ヶ月前ぐらいから

つーか、いつものごとしブシは学校へはほぼ来てない。

 

頼む、このままこんでええんやけど。

 

夏休み中も音沙汰

無し。

 

よし、間逃れた。

 

音沙汰もなにも中学生だから携帯とか無いし

宅電とかそーゆうのダサいとか思ってたからやり取りしてない。

 

あいつは、もちろん携帯を携帯してた。

 

俺はいつものようにごく普通の友達

肩パン君とメリケン君と

自転車でコギコギしてた。

 

肩パンが

「ヘゲ!最近、ブシと遊んでないの?あいつ全然見ないけど知らないの?」

と、

突然ってか、ヘゲの自宅近辺を通ってた時に

知ってたのか知らないのか投げかけてきた。

 

もちろん、知らないし

知りたくもないなあーって感じじゃん?

「知らん!知らんまたフラァと学校来るやろ

それよりどこ行く〜」

 

と、アホ全開で会話を変えた。

 

よくやった俺。

 

つーか、ここブシの家じゃね?メリケンクソ野郎が

知ってやがったのか恐ろしい事を次に喋った。

 

「おまぇ、ブシと仲良かったろうもん?ブシの家、ピンポンダッシュさらせや!」

 

いゃ、アホなんかと。

 

メリケンは、普通に

どんな時でも何の価値もないのに両手にメリケンつけてるような

歩く狂気だから

アホだからこんな、ふざけたことが

普通に強要できる。

 

今でも俺は思う。

 

俺は、お前を友達と思ってない。

 

メリケンをつけてなかったら俺がメリケンをつける側で

顎にアッパー入れたる。

 

当然、どこも行く宛なんかない

アホ三銃士な訳だから

即決で

ブシの家に俺がピンポンダッシュするゲーム

 

ゲームじゃない。

 

普通に迷惑のアレやることになる。

 

 

出てくんなよ。

 

絶対、出てくんなよブシ。

 

空気読めよ。

 

 

んまぁ出てきても

久しぶり!とか、なんとか昔の馴染みでやり過ごせる筈

俺には保険があるから

後は、流石にアホ二人がアフターパックプラン組み込んでくれるはずや。

 

ちょっとは気になるし

 

いっちょやったるけぇのぉ

 

皆さん

 

 

覚えていますか?

 

 

 

ブシの足の速さ

 

 

 

 

俺は、意を決して中目黒と書かれた表札の下のインターホンを押してみた。

 

これ、出てこよーが出てこまいが

一般ピンポンダッシュ常識なら

すぐに逃げるやん?

 

俺等は、ひりつきが醍醐味やと思っちょるから

 

暗黙の反応を待て数秒

反応の待ってから逃げろ!

ってルール決めたんやで。

 

わしゃボルトか!

 

ウサインならビンラディンのほうやぞ!

 

だが、俺には保険がある。

 

 

出て来てちょっとお話でもしゃーせんか?

 

 

さぁーおすぞ!!

 

 

今にもチビリそうな俺は真夏の日差しに火照った体を硬直させ

人差し指に全神経を注ぎインターホンに

指をつけた

 

後は、押すだけ!

 

 

「待ってたよ。中へ」

 

 

あ?

 

押してもないインターホン越しから

ちょっと低い声で

たしかに俺には分かる。

 

確実にブシがインターホン越しで

言葉を発してる。

 

まだ押してもないやんか。

 

俺は余りにも想定外の事が起こり

逃げるとかそーゆう考えもなく

アホ二人の方へ目をやると

 

もうすでにアホ二人は

 

 

そこには居ない。

 

 

いゃ、居らへんとかは、ナシやん。

 

 

ブシが反応早すぎるとかの前に

 

俺、押す前から

 

アホ二人姿くらますって

 

なにが楽しいんピンポンダッシュ

 

アホも大概に晒せよ。

 

言い出しっぺのメリケンは、優しさか分からんけど

押しに行く前の俺に

 

なんかあったらコレで

って

メリケンサックの親指部分だけ切り取って

俺のポケットにしまってくれたんやけど

 

これ金属じゃなかったん?

 

切り取れるって紙か?

 

「ジュシ」ってアホなりに答えよったわ。

 

木やん。

 

待てや、仮に親指にコレはめたって

 

見たことある?

 

樹脂で出来たメリケンサックの親指サックだけにして

戦うやつ

 

勝敗の前に

どうしたらええか説明だけさらせ!

 

なんか、アホ二人に対してまだ

愚痴があるから言うけど

 

出て来ても戦え的な対応とらせるような

相手って

こいつら分かっててピンポンダッシュ俺にやらしたんか?

 

だから、押す前からこの場におらんのか?

 

色々考えることあるけど

 

もうあれや

 

素直に家の中に入るわ。ボケが

 

 

「どうしたん?そんなオドオドして久しぶり。暑かったやろ?今飲み物入れるわ。」

 

と、ブシが言う。

 

オドオドしてんのは、お前のせいなんやけどな。

 

にしても、夏だからかなんか知らんけど

 

甚平?いゃ、浴衣みたいなん来てるんやけどこいつ

 

これは、リアルガチの夏場は風流を嗜むみたいな

なんちゃららしくて

夏だから浴衣

ずっと着てたって

もちろん聞く前に説明されたと同時に

 

「あっ、最近ヘゲは肩パンとメリケンと良く一緒に居るんだね、あの二人野蛮やろ?一緒に居たらヘゲも似たようになると思うから一緒に居なきゃいけない人はちゃんと選んだ方がいいよ。」

と、

 

直接的にアホ二人を貶した様な言い草であった。

 

「ちなみに、インターホン前でヘゲがチャイム鳴らそうとしてる所ずっと画面で眺めてたよ。ハハハハ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぁて

 

 

 

俺、ほんまな。

 

 

 

たまたまやで今日、ここ通ったの

 

 

 

どーゆうことなん。

 

 

俺の行動とか読まれてる?のか、

俺は動かされてるチェスで

今日がチェックメイトされる日なん?

 

 

 

 

「ちなみに、肩パンとメリケンに頼んで来てもらうにしたから変な詮索しなくていいよ!ハハハハ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

余計に怖いやん。

 

 

だとしたら肩パンとメリケンもブシが手配した工作員って事になりはるやん?

 

俺、今から北朝鮮とかに遠路はるばるお世話になるオチなん?

 

 

演技うますぎるやろアホ二人!

 

 

そう、それはブシが俺を自宅へ招く為の策士であった。

 

 

俺は、もう表情も作れてないぐらいに

恐怖心が顔から滲み出ていたであろうとも

直そうともせず

下を向いていた。

 

 

「あっ!最近やってることあるから一度外に出てきて!」

と、

なんや、優しさもありはるやんか

気を利かせでなんか、見せてくれはるやんか

 

と、思ったのは束の間。

 

 

ブシューーーー!!!

 

 

スゥーーーーー!!

 

スッスススススス!!

 

「ほら見て!!メッチャ切れる!これ!!」

 

と、日本刀っぽいやつで自宅の手入れされている松とか、よくわかんない木を目の前で

華麗にバシバシを切りさばいていくブシ。

 

 

これが、俺がこいつをブシと呼んでいる理由。

 

 

チャンバラ糞引きこもりが庭の木斬って遊んでるだけやけど

 

当時の俺には恐ろしくそんな趣味みたいなもん理解出来るはずもなく

 

普通に学校きたらええやん

がド正論であった。

 

眠い。から

 

 

日本刀で背中切られそうになったけど、

背中の傷は剣士の恥だ

ってくだりは、また後日ね。