せいきまつなしゃべり

このブログは、社会から遮断された生活を送ってきたアウタサイダー達へ送る 厳しさや社会での生き方のノウハウを愚民である私がレクチャーする日記です。今日も明日も割り箸の一本でカレーライスを食べたいです。そんな生活が出来ているあなたはどうぞこのブログからは回れ右してください。肉体労働者、SNS皆無者、チーマー、カラーギャング、砂糖と塩の区別がつかない若者達へ送るレクイエムです。

そもそもハナシ 17話

 

私は、

田辺潤35歳 職業プロヨガゲーマー

 

世界に1だけの職業

 

知名度は、同じ界隈の人しか判らないが

ゲーマーの世界では

かなりの有名人

 

スト2を現在まで未だにダルシムだけ使用し

ジャグリングの技術を

後世に残したいと誓っていた。

 

ダルシムの手足が伸びる

リーチ差で有利に勝利へと導くなんてことは、プロの私からすると

ど素人である。

 

スト2のソフトをスーファミに差し込み

電源を起動させたならば

 

直ぐ様、対戦相手のコントローラーと

自分自身の物とを

ジャグリングの如く両手で宙に飛ばし

 

ヨガフレイムと口にしながら

 

床に叩きつける

 

それが私の必勝法である。

 

初めに話した通り、

このジャグリングの技を後世に残すべく

 

いつもリュックにスーファミとスト2だけは忍ばせて

街をあるいている。

 

嵐、雷、雨、晴れ

いつなんどきもこの2点セットだけは、

毎日持参している。

 

お気に入りの家電屋さんを見つけては

 

テレビジョンをお借りさせて頂き

 

スーファミをセットし

 

対戦者を待ち受けて数時間

その場で居座る。

 

それが、プロヨガゲーマーこと

タナジュン

私の仕事であると

言わんばかりに俺は、深い深い夢から醒めた。

 

ワキボウズは、コカの仕事とは

「何か?」と疑問に抱き

後を追っていた。

さなか

あまりにもすごい臭いを軽減させるべく

マヤに被らされたオパンティの刺激の方が強く

 

一時的に脳がちゃかるしていた。

 

ちゃかるとは、この世界では(夢を見ていた)

 

ということです。

 

ワキ「なんだったんださっきの長い夢は、、それよりコカは、、」

 

マヤ「オパンティじゃなくてランジェリー」

 

ワキ「ごめん、マヤ、気を取り直して探そう」

 

ワキボウズ、マヤ一行は

ブルーシートテントを後にし

商店街をくまなく探索するのであった。

 

 

強烈な臭いが増幅し

 

二人の眼前には、コカの後ろ姿が!!

 

二人は、バレないようにそっと

電信柱の裏の外の外界と呼ばれる所まで行くと決めていたが

普通に隠れた。

 

マヤは、コカの後ろ姿を見ただけで

 

「胸の突起がさいこうちょう このままお金でも見つけれそうなぐらい突先がダウジングロッド」

 

と、とてつもなくイヤらしい視線を向けていた。

 

ワキボウズは、絶対にバレてはいけないと

電信柱の中に入り込もうとしながら

横目でチラリ覗いた。

 

コカは、仕事をしている

 

であろう場所には

 

コカ以外の人間はこれっぽちもいない。

 

薄々分ってるとは思うが、

御霊は、人間には見えない

 

つまり交流なんて出来ない。

 

そんな中、仕事があるといっても

誰かと何かを成し遂げるそんな業種は

俺たちにとって皆無であった。

 

ただ、金が貰える事が人間界では、「仕事」と呼ぶなら

御霊 ここではコカという人物が言う仕事は、

 

ただ単に自分が仕事というジャンルを押しつけた

仕事でも何でも無く

 

つまり、コカは

ほぼ、毎日何もしていなかった。

 

仕事という日常を感じていたかっただけであろうと

思う。

 

現に、コカは地面を掘って埋めて

自分の身体を土に被せて

 

出たり入ったりと

 

何も意味もない

 

むしろ、意味を持っていて欲しいぐらい

 

恐ろしく

 

な行動をしていた。

 

ほぼ強引に電信柱に乳房をこすりつける

マヤの身体を引き剥がし

 

ワキボウズは、マヤを連れて

 

コカから少し離れた。

 

コカの姿を見ただけで頭がドゥプしている

マヤ錯乱状態を

 

ワキボウズは、力一杯に乳房を摘むんで

 

正気へ戻した。

 

自分が見たこと

コカの行動をマヤに説明し

 

頑張って探しにきた自分たちの情けなさや

この時間の無駄を

真剣に伝え

 

ワキ「テントへ戻ろう。見ていないことにしよう。」

 

マヤ「また摘むんでくれるならいいわよん」

 

とマヤは、もう誰でも良い身体になってしまっていた。

 

ワキボウズは、当然

そんなマヤを女として見てはいない。

そこまでデッドボールは投げれない。

 

ワキボウズとマヤは

足早に自分たちの住処へと帰宅した。

 

にしてもコカのあの行動は、なんだったのか?

タイニーベルトはすごく気にしていた。

 

臭いを取るために土風呂に入ってた

みたいなことだったら

理解は出来るが

 

自身が出そうと思って出している臭いをわざわざ

消そうとするかね?

 

 

 

「なにしに二人はつけてきたんだろう」