せいきまつなしゃべり

このブログは、社会から遮断された生活を送ってきたアウタサイダー達へ送る 厳しさや社会での生き方のノウハウを愚民である私がレクチャーする日記です。今日も明日も割り箸の一本でカレーライスを食べたいです。そんな生活が出来ているあなたはどうぞこのブログからは回れ右してください。肉体労働者、SNS皆無者、チーマー、カラーギャング、砂糖と塩の区別がつかない若者達へ送るレクイエムです。

コカとマヤ  12話

 

ーここから一部は、マヤとコカの出来事をー

 

コカは、首元のネックレスを擦りながら

「なぁマヤ〜どんな気持ち〜」

「あの時は、痛かった??」

「今からマヤの身体みつけるからねぇ」

 

猫なで声でマヤに声をかけるが

マヤに一方的に届くだけで会話は出来ない。

 

コカも分かっている事であるが、再び自分が殺めた女(マヤ)と再開が出来て

興奮した為か、そんな事を忘れマヤに声を掛けている。

 

マヤ「人間に移り代ってこいつを成仏させてやる」

 

テントから出たコカは、商店街へと出向き人々を見つめながら

コカ「さぁ、マヤどれがいい?どれでもいいよ〜選び放題だよぉぉぉ」

 

マヤ「誰でも良い、誰でも良い、どうせ私の声はお前に聞こえない、しいて言うならギャルが良い、生前の私に近いギャルにしてくれ」

 

コカ「あっ!あの子が良い!あの子にしようかぁぁぁあ」と

コカの目線の先には、小太りの40代ぐらいの買い物カゴをぶら下げた

ジャバ・ザ・ハット似の

どっからどーみてもイケてない系統のおばさんをチョイスした。

あの子と呼ばれる見た目や年齢では無さそう。

 

マヤ「おぃ、ギャルから一番遠のいたオバハン ギャルが日本ならオバハンがブラジル程の距離があるぞクソ野郎。」

 

コカは、すぐにジャバ・ザ・ハットおばさんに

近づき首元のバービー人形の右足を

おばさんの口元に目掛けて剛速球

 

一瞬、おばさんはよろけたが

直ぐに立ち戻した。

 

そう、おばさんの身体にマヤが入り込めた

と言うよりコカが

マヤをおばさんにした

という方が表現として合っているだろう。

 

コカは、おばさん(マヤ)を肩に担ぎ

重たさ等

気にせず神輿の様に商店街からテントへ走り帰った。

まるで岸和田のだんじり様なスピードで

 

マヤ「絶対に殺す」