せいきまつなしゃべり

このブログは、社会から遮断された生活を送ってきたアウタサイダー達へ送る 厳しさや社会での生き方のノウハウを愚民である私がレクチャーする日記です。今日も明日も割り箸の一本でカレーライスを食べたいです。そんな生活が出来ているあなたはどうぞこのブログからは回れ右してください。肉体労働者、SNS皆無者、チーマー、カラーギャング、砂糖と塩の区別がつかない若者達へ送るレクイエムです。

2022-09-14から1日間の記事一覧

俺の血とお前の血

待てど待てとも 出ていった本職とドレアムは帰ってこない 確実にどちらにとっても不幸な結末になってると予想する。 外には出る勇気がないが、窓から外を眺めた。 ドレアムの後ろ姿しか見えない。 数分後、ドアが開き そこには、片手にハンドボールぐらいの…

刺青男

翌日、スプチューバへ仕事に向かった俺は ローランドの顔を合せてすぐに 床に頭をつけ土下座をした。 昨日のことの尻拭いをしてもらったからだ。 「顔に似合わないことはしなくていい それより男磨いてきたんだな。」 そうだ俺は、今はいぶし顔 こんな男を捨…

Bの血を持つもの

ものの数時間で痛みもなにも感じず 俺は鏡を前に倒れてこんだ。 なんだこれは、蜘蛛じゃなくなっている。 「お好みの仕上がりでしょうか?追加料金が少し掛かります、ローランド様の紹介ですのでお安く出來ますよ。今なら後2回ガチャ引ける!みたいな感覚で…

生まれ変われるなら何になりますか?

連日連夜、休みのないこの生活。 久しぶりの休みをもらった。 そうだ、今日はローランドの見た目を重視することを目標に メンエスへ通った。 歌舞伎町界隈には、ホストの見た目をアップさせるためにメンズエステが、ちらほらある。 入店すると受付の女が、 …

ザ・クラブ・スプチューバ

俺は、ローランドと出会い ペニリーバへ連れて行ってもらうこととなった。 亡き親父の最期の台詞。。 今は、そんなことを考えている暇もない ひたすらにジョッキを洗っている。 そう、ローランドから紹介され 今は、クラブ・スプチューバで咲夜として 蜘蛛で…

俺か俺以外か

「咲夜!?そんな名前は聞いたことはない。 俺以外は、ここにいるはずがない」 目と目が合ったとき 二度も驚きを隠せなかった。 血の匂いの元凶はまさしくこいつであった。 口元から血を流している。 なにかを、喰っている。 あれは、生き物を喰ってるのか?…

いざデスペラーダへ!

実の父ではないが、親父を殺してから早一年 俺は、あれから親父のあの言葉が気がかりで 生まれ育ったシェルターへ脚を運んだ。 ここなら親父の過去や俺の事も聞けば 何か得るものがあると思う。 蜘蛛になったおかげで、移動手段が 建物や木 なんでも糸を絡め…