せいきまつなしゃべり

このブログは、社会から遮断された生活を送ってきたアウタサイダー達へ送る 厳しさや社会での生き方のノウハウを愚民である私がレクチャーする日記です。今日も明日も割り箸の一本でカレーライスを食べたいです。そんな生活が出来ているあなたはどうぞこのブログからは回れ右してください。肉体労働者、SNS皆無者、チーマー、カラーギャング、砂糖と塩の区別がつかない若者達へ送るレクイエムです。

いざデスペラーダへ!

実の父ではないが、親父を殺してから早一年

俺は、あれから親父のあの言葉が気がかりで

生まれ育ったシェルターへ脚を運んだ。

ここなら親父の過去や俺の事も聞けば

何か得るものがあると思う。

 

蜘蛛になったおかげで、移動手段が

建物や木

なんでも糸を絡めて綱渡りの様に動くことが出来る。

 

本気を出せば時速60キロはでる。

 

だが、故郷へは2日半ばかかる

最果ての地デスペラーダ

 

幼少期の記憶を辿りデスペラーダへついた俺は、街の有様に目を疑った。

かつては人間がごく普通に生活をしていたであろうに

建物や人が全く居る気配がない。

匂いもしない。

微量であるが血なまぐささがある。

 

恐る恐る近づいてみる

臭いのする方へと

 

「誰だ、おれ以外のやつの音がするぞ」 

 

まずい、血の匂いにつられ無防備にも

人間とは思えない金色の長い毛を纏った

4足歩行の、、

あれは、なんだ。。。

 

犬!?

驚いていたのも束の間、

 

「おい、返事をしろ!ここには、おれか俺以外か居ないはずだ」

 

どこかで聞いたような台詞だ。

 

今更隠れても仕方がない

敵対心を抱かれているであろうが

初めは腰を低く

「俺は、蜘蛛!またの名を咲夜」

源氏名を、適当に名乗った。

 

すると犬であろうそいつが!!!