せいきまつなしゃべり

このブログは、社会から遮断された生活を送ってきたアウタサイダー達へ送る 厳しさや社会での生き方のノウハウを愚民である私がレクチャーする日記です。今日も明日も割り箸の一本でカレーライスを食べたいです。そんな生活が出来ているあなたはどうぞこのブログからは回れ右してください。肉体労働者、SNS皆無者、チーマー、カラーギャング、砂糖と塩の区別がつかない若者達へ送るレクイエムです。

俺か俺以外か

「咲夜!?そんな名前は聞いたことはない。

俺以外は、ここにいるはずがない」

 

目と目が合ったとき

二度も驚きを隠せなかった。

血の匂いの元凶はまさしくこいつであった。

口元から血を流している。

なにかを、喰っている。

 

あれは、生き物を喰ってるのか?

だが、あいつは自分以外の生物が居ないと言ってたはず。

 

「俺は、昔この地で生まれ育った。

今は別の場所で過ごしている。記憶を頼りにデスペラーダへ来た。

この街の状況が全く分からない、今はまだ名前をしっかり名乗れないが申し訳ない

頼む!この街は一体どうしちまったんだ!?

お前以外の生き物は!?」

 

一方的であったが敵対心を向かれていたら俺もこいつに喰われる可能性がある

下手に下手に。

 

「そうか、俺の質問には答えないんだな。

まぁいい、俺もここ数ヶ月前にここにきた。

その時からこの地には誰も居ない。

街?建物なんか始めっから無かったぞ。

それよりお前、変な見た目しているな

もう少し綺麗にしないと。」

 

なんだこいつは、勘違いしていた。

全く俺になんて敵対心なんか無かった。

ん?見た目?

そうだ俺は人間からボール、蜘蛛になってからと言うと全く身なりなんて気にして来なかった。

だが、どうだこいつは、金色の髪の毛

見た目は犬、顔も整っている。

こんな、荒れ果てた地に居そうにない生物だ。

 

まて、俺かおれ以外か?

 

こいつが言っていた言葉を思い出した。

まさかこいつ!!!??いゃこの人は!!!

三度目の驚きを察したそいつは

「やっと、気づいたか?そう俺は元、人間

歌舞伎町でナンバーワンホストをしていた。

今は犬みたいな見た目であるがローランドだ。」

 

まさか、ローランドが犬になりこんな荒れた地

デスペラーダで生活!?

 

これが、俺とローランドとの出会い

亡き親父の最期の言葉の意味を探す旅が

このローランドとの出会いを経て

新天地、ペニリーバでホストをやることになるとは

次回!!!!

ペニリーバ!開業!!ザ・クラブ・スプチューバ