人魚の街でのこと
権代とドレアムは死闘を繰り広げ
約、4ヶ月経過
未だに決着はついていない。
その間、咲也 メシベール 人魚達は
言うまでもなく一時離席している。
つまりオフラインモードにして
取り込み中の表示にしながら
別のタスクを広げオナヌしてた
ヤフーメッセンジャーみたいなもんだ。
激しい音が鳴り止んだ。
オンラインにしてみよう。
俺は、目を疑った。
4ヶ月前からの死闘を繰り広げ
音がしないという事は、確実に
どちらかが、死んでいる
はたまたどちらも死んでいる。
そうに違いない。
そんな予想も消し去った。
両者は拳を天に掲げ
雄叫びを上げながら
腕を絡ませながら宙に浮いたと思えば
激しい竜巻を纏い飛んでいった。
瞬く間に俺の目視では、追いつかないほどのスピードへ空へ消えちゃった。。
ドレアムに、もう会えないんだ。
それにしても。。。。
回想に入ろうとした直後！！
再び空から爆音が鳴り響く！！！
うぉおおおおおおおおおおおおお！！！！！！
権代の先程とは打って変わって
鬼の様な雄叫びを上げている様にも見え
まるで全てを破壊するハーデスの様な
「このままでは、終わってたまるか」と言わんばかりの怒りを我々スタッフに見せつけている。
空に舞い上がった両者は、
地上へ降りてきた。
両者。。。
？
！！
一人にしか見えない。。。
それもよく見ると
ドレアムでも権代にも見えない
姿の生き物
俺は、この状況に理解できずに
足が震えタップダンスを踊りだしたけぇのぉ
おぃ、ドレアムはどこにいった。
お前は一体なにもんだ！
それに、権代も
おい！！
たしかに権代の声は聞こえたはずなんだが。。。
得体の知れない物体は
こちらに、振り返り
「にちょにちょ」
「くぱあくぱあ」
べっちょぴ
とてつもなく不快な音を出しながら
咲也に近づいてきた。
咲也は、すぐに感づいた。
これはマヂでやばい
やられる。
ドレアム、権代が
とかじゃない。
宇宙ぐらいまで飛んでって
やばい生き物にやられて代わりに
やゔぁいやつが降りてきたんだ。
と、背中を見せ逃げようと考えている間も無く
咲也の背中は、何やら冷たい。。
終わった。
めっちゃ速度早い。
濡れている。
音やばい。
人間ちゃうやんか。
早いって
俺は、振り返ることもできず、俺を殺すやつの顔も姿も見れず死んでいくのか。。
「こんばんわ。貴方のお悩み解決しまーす」
は？
