せいきまつなしゃべり

このブログは、社会から遮断された生活を送ってきたアウタサイダー達へ送る 厳しさや社会での生き方のノウハウを愚民である私がレクチャーする日記です。今日も明日も割り箸の一本でカレーライスを食べたいです。そんな生活が出来ているあなたはどうぞこのブログからは回れ右してください。肉体労働者、SNS皆無者、チーマー、カラーギャング、砂糖と塩の区別がつかない若者達へ送るレクイエムです。

イエ☆ナシ 10話 経緯

 

もうこんな時間

早く起きないと遅刻する

時計を見ると4時

 

まだ外は暗い

朝焼けにも程遠い。

 

数年前まえから私は、数字が読めなくなっていた。

実際には、

時計の太い針は8時を刺していた。

 

そんなことも、つゆしらず

 

いつものように右肩だけシャワーして

会社へ向かっていた。

 

「今日はいつもより明るいなーまだ五時なのに」

 

車内の時計は9時を示している。

 

だが、このときの私は自分が数字を

読めないというより、時計が読めないことをまだ気づいていない。

 

いつもの駐車場に車を停め

会社に入ろうとするが

 

顔なじみのはずのゲートセキュリティマンが

ゲートを急に閉じ私を制止する。

 

「許可書はありますか!??」と。

 

どうしたんだろ今日は

私は不思議な顔を含みながら

笑顔を見せ会釈して

ゲートを開けようとした。

 

「警察呼びますよ。どなたですか?」

 

いやいや私、しんにょうですよ!?

昨日も出社して挨拶交わしましたよ!!

 

「し?、しんにょう?さま?そのような社員はお勤めなられていないはずです。昨日は私はここにはいませんし」

 

私は、何がなんだか解らなかった。

 

ふと腕時計を見ると太い針が10時を示したが

私には6時に見えた。

 

まだ早過ぎの出勤だったからこんな対応されるのか?ちょっとでもタイムカードを早めに押させまいと会社のルールなのか?

 

私は、だんだんイライラしてきたが

ここは、一度時間を開けようと思い

 

また、後できます。と伝え

車へ戻った。

 

同じくセキュリティマンも険しい表情を浮かべ

「誰だよあいつ。。。」と。

 

車内で時間を潰そうとした私はカーナビのテレビをつけた。

 

お!今日オープンか?どーせ、回収日だろ。。

 

しんにょうは、たまたま近くのパチンコ屋のオープンコマーシャルを目にしていた。

 

どうせ会社も入れないし

負けるかもしれないけどこんな朝早いし並んでみようかなぁー

 

ギャンブル事には目がないしんにょうは、すでに車のアクセルを踏み込んで現地へ向かっていた。