夏はやっぱり素麺に限る
流しそうめんを急にしたくなって
俺は近くの海にきた。
もちろん片手には、揖保
それだけあればなんとかなる。
さっそく海に揖保を解き放った。
シュノーケルを装着
足のパタパタしたやつも
装着
いざ!流しそうめんへ〜
俺は泳いだ
潮の流れに渦巻くそうめんを手でかき集めた
海中で揖保を口にした。
しょっぺ
海水が口にしみた
あまりの塩っぱさに俺は直ぐに
陸へ上がった。
体中に巻き付く揖保
夏を感じた。
身につけた物全てを投げ捨て
サンオイルをテカテカに塗った
眩しい太陽の下
がっつり日焼けをした。
揖保もカラカラに干しそうめんになった。
カラカラの干しそうめんを
持ち帰って玄関の暖簾にしようと
したところで
自分が人間では、なかった事を
親から告げられて現実を知った。
キィイイイイイ!!!!!!!