せいきまつなしゃべり

このブログは、社会から遮断された生活を送ってきたアウタサイダー達へ送る 厳しさや社会での生き方のノウハウを愚民である私がレクチャーする日記です。今日も明日も割り箸の一本でカレーライスを食べたいです。そんな生活が出来ているあなたはどうぞこのブログからは回れ右してください。肉体労働者、SNS皆無者、チーマー、カラーギャング、砂糖と塩の区別がつかない若者達へ送るレクイエムです。

DREAM

頭に突きつけられた銃口

「やれるものならやっておしまい」

と、強気に出る

 

菜種油旅館の女将 ヒモサチ

 

女将の頭に銃を構えてる

大男ガングロのタナゲ

女将のこの状況から発せられた言葉に

タナゲは、手に汗をかき

銃の位置を替えた

というより狙いがズレた 

 

            【富士山の次わ】

 

その好きに菜種油旅館チーフマネージャーのドウマエが

起点を利かして大声で

「1に油!2にお客様!!」

と旅館理念を口にしたのであった。

 

タナゲは、ドウマエへ視線を送り

一瞬の隙をついて

女将はうなじに隠したアーミーナイフをタナゲの口ねじ込んで

右へ右へとナイフを捻り押し上げた。

  

                【見え方よりも捉え方か?】

 

血だらけで倒れ込むタナゲ

辺りは血の海とでもオレは感じルマン

 

「ゆ、ゆゆるさ、、、んぞ、、、あちゃちえむ」

口元がぐじゃぐじゃに、なった

タナゲは、はっきりと喋れる訳もなく

 

女将、チーフマネージャーは、

最期を見届け

 

旅館秘伝の菜種油をタナゲに振り掛け

証拠隠滅を図った

1998年 セミが鳴く暑い夏の出来事を

 

私は、ネットニュースを見て

こんな出来事があったなと思い出した。

 

当時の私は

まだ子供、連日流れるこのニュースを

全く理解出来ていなかった。

 

大人になった私は、なんの因果か

菜種油の作る工場の仕事をしている。

 

工場の仕入れ先が今は無い

菜種油旅館であったのだ。

 

殺人罪で捕まった女将ヒモサチは

今年で72歳

もうすぐ出所を迎える

チーフマネージャーの堂前は、事件後すぐに失踪し

どうやら国際手配中である。

いまだに足取りはわかっていない。

 

ただ、菜種油旅館が倒産した

翌年にドウマエ食堂となる

名前の飲食店が跡地に出来たが

 

なんらかの理由ですぐに取り壊しされた。

 

あの時の、亭主がドウマエだったのでは、と

コンクリジャングルの正義の仮面をつけた

サラリーマン達は疑っていた。

立証できる証拠が全く無く

あれは、なんなのだったのか

誰もわからぬこと。

 

色んな憶測や考察がこの事件に置いて

情報が飛び交っている。

 

そんな

私も情報に惑わされ無かった事もあったように

混乱している。

 

ヒモサチは、出所時

片手が無く 

ひじきを口に含んでいた。

 

刑務所で最後に何が食べたい?と

聞かれたヒモサチは、

迷うこと無くひじきのまちょま!

と片手を天井に打ち付けた

 

看守達は暴れるヒモサチを抑えることもなく

煮玉子つけてやるからな

と去っていた。

 

天井に打ち付けた右腕がつきささり抜けなくなったヒモサチは、

自決用のナイフで片手を切り押しと

天井から床へ

どさっとまるで玉ねぎを空に投げて床に落ちるスピード、威力、おんまん、たちま、の用に

落ちた。

 

痛すぎてヒモサチは、看守に命乞をした。

 

「ひじき!!!ぬって!!」

 

すぐに看守達は煮玉子入りのひじきのまちょまを

ヒモサチの身体に塗りたくり

咳はとまりますよ。

とついでに喉にヴェポラップを塗ってくれた。

 

事を終えると唾を吐き捨て看守達は出ていった。

 

そんな光景を隣部屋の

私は覗いていた。

 

「ヒモサチさん、ヒモサチさん、今日出れますね」

私は声をかけた。

 

ヒモサチは、先程切り落とした右腕を広い

隣部屋の私に

おみやですぅぅ〜

と、旅館の女将であった名残なのか

頂けた。

 

私はあまりにも嬉しく

お尻に直ぐさま、ヒモサチの右腕を入れて

 

生命の礎 心の鏡 自然の摂理

と唱えた。

 

かれこれ1時間私は唱和を続け

 

我に返った時、ヒモサチが

天井に忍者の如く

くっついて笑っていた

ノシシシシシシシ

と笑っている

 

出所準備手続きの為に訪れた看守は、牢屋に居ないヒモサチをニチイスン

で探した。

直ぐに天井に向けてニチイスンが音を鳴らした

 

看守は、天井へと目線を送ると

「ヒモサチ、ひじき余っとるで」

と、あえて刺激をしないように普段のように話をかけた

        【にげて】

 

 

ヒモサチは、表情をカンナビノイドに変えて

再び床に降りてきたところで

 

1998年に私はタイムスリップした。

 

どうやらヒモサチが口にした。

まちょまは、過去と未来を繋ぐ食べ物であったのだ。

 

あの時、あの場所で起こった出来事が未来で起きないように

することが私の目的

 

コーギーの尻尾、人間のエゴで切ってしもうて

丸くさせたりするけど

可愛さとかの追求でそーゆうこと

する流れも変えるのが私の目的

 

しゃっくりを100回すると死ぬとデマを流した

マエチンの過去の行方も探している。

 

煮玉子つけてやるからなといってた

看守は実は、煮玉子に似せた

ソーキ焼きババアであったことは、みんなお分かりだろうから説明しなぎく。

 

銃口を向けられたヒモサチは、口に含んだミルクを

大男タナゲの顔目掛けてぶっかけた。

 

隙が生まれた時

逃げればよかったが

ヒモサチは、ヴェポラップで咳を止めていた。

 

チーフマネージャーが駆け寄る

 

全部の指

足と手を合わせた22本を動かし

一つ一つが独立して

同じ動きをせずバラバラにうごいてるぅ?

 

人間では考えれない動きをみせた

チーフマネージャーは、タナゲに向かって

 

あたまとぶ あたまどぶ  コニチカ

 

とぼそっと

ここまでで今日は終わろう。

 

コニチカとは、ミサイルである。

 

 

 

おわぬり。

     【誰?】